マスク再利用は危険?不織布を洗うリスクと布・洗えるマスクの限界寿命
洗えるマスクを衛生的に長持ちさせるためには、繊維を傷めない正しい洗い方の徹底が不可欠です。以下に基本の手順をまとめました。
1. 洗面器に中性洗剤を溶かして「押し洗い」
洗面器に水と適量の衣料用中性洗剤(おしゃれ着洗い用など)を溶かし、マスクを浸して優しく手のひらで押し洗いします。ゴシゴシ擦ったり揉んだりすると、繊維が傷んで隙間が広がってしまいます。
2. 十分にすすぎ、タオルで挟んで脱水
きれいな水で泡が出なくなるまでしっかりすすいだ後、清潔なタオルで上下から挟み込み、上から手のひらで押して水分を吸い取ります。雑巾のように絞る行為は型崩れの原因です。
3. 直射日光を避け「陰干し」で乾燥
干す際は形を整えて風通しの良い日陰に干します。マスクの陰干しが推奨される理由は、直射日光に含まれる紫外線によってポリウレタンやゴム紐などの弾性繊維が酸化劣化し、柔軟性を失って脆くなるのを防ぐためです。
なお、綿100%の布マスクにおける煮沸消毒は、熱に強い素材であれば雑菌やウイルスを熱失活させる有効な手段となります。ただし、耳掛けゴムやノーズフィッターワイヤーは熱で変質しやすいため、長時間の煮沸は避け、沸騰した湯に数分くぐらせる程度にとどめる配慮が必要です。