秒数時計で争奪戦を制す!スマホ・Pc表示の裏ワザと日本標準時
iPhoneやAndroid、Windowsといった主要なOSで、初期状態の時計が「時:分」表示にとどまっている背景には、明確なハードウェア上の理由が存在する。最大の要因はプロセッサの電力消費とスリープ制御だ。
画面上の時計を毎秒更新し続けるには、CPUやGPUを1秒ごとにスリープ状態から復帰(ウェイクアップ)させ、画面の該当領域を再描画しなければならない。分単位の更新であれば1分に1回の処理で済むところを、秒表示にするだけで画面描画の割り込み頻度が60倍に跳ね上がる。かつてモバイル端末の省電力技術が発展途上だった時代に設計されたこのUI設計思想が、現在もバッテリー持ちを最優先する標準仕様として引き継がれている。
加えて、視界に入る情報量を過剰に増やさず、ユーザーの集中力を削がないというUI/UXデザインの観点からも、秒表示はあえて標準でオフに設定されている。