名駅カフェ激戦区を暴く!混雑回避の穴場と限定メニュー総力取材
名駅の朝は早い。午前7時を回ると、モーニング目当てのビジネス客や観光客が地下街へ吸い込まれていく。名古屋モーニングの代名詞ともいえるコメダ珈琲店をはじめとする有名チェーンはどこも活況を呈しているが、真の愛好家が向かう先は少し違う。
いま注目すべきは、昔ながらの純喫茶が守り続ける厚切りバタートーストと自家製小倉あんに、モダンなエスプレッソ抽出技術を融合させた新世代の喫茶スタイルだ。サクッとしたクラストから染み出す有塩バターの塩気と、粒立ちのよい上品な甘さの小倉トースト。このコントラストは、一度舌に刻まれると忘れられない。
早朝の新幹線下りホームから直結するコンコース周辺の店舗は7時半には満席を迎える。狙い目は改札から徒歩3分、あえてオフィス街側の地下連絡通路へ抜けた先にある一角だ。出勤ピーク直前のわずかなエアポケットを狙えば、湯気を立てる極上の一杯を静かに味わうことができる。