日韓の経済力逆転は本当か?Gdpと平均賃金の最新データを検証
製造業の覇権争いは、両国経済の屋台骨そのものだ。自動車産業において世界トップの販売台数を誇るトヨタ自動車は、ハイブリッド車の圧倒的な強みと次世代電池開発をテコに過去最高水準の業績を叩き出した。サプライチェーン全体の裾野の広さが、日本経済の強靭な防波堤として機能している。
韓国経済の絶対的エースであるサムスン電子は、半導体産業の浮沈に直面している。生成AIブームに伴う高帯域幅メモリ(HBM)の開発競争や微細化技術の主導権争いで激しいプレッシャーを受けながらも、ファウンドリ事業とメモリ分野への巨額投資を継続する。特定財閥への依存度が高い韓国モデルは爆発力を持つ反面、景気変動の波をダイレクトに受ける脆さも併せ持つ。