日暮里舎人ライナーの混雑はなぜ限界?超満員の真相と裏ルート
乗客の8割以上が目指すのは、JR線や東京メトロ千代田線への乗り換え拠点である西日暮里駅と、終点の日暮里駅だ。この2駅に近づくにつれ、車内の空気は張り詰める。
西日暮里駅では千代田線への乗り換え客が一斉に下車するが、同時にプラットホームの狭さが仇となり、人の流れが完全に滞留する。ホームドアが開いても乗客がスムーズに吐き出されず、降車に時間を要することで停車時間が延び、後続列車の遅延を招く悪循環が起きている。
終点の日暮里駅もまた、頭端式ホーム1面2線の構造的制約を抱える。東京都交通局は折り返し時間を極限まで切り詰める運行管理を行っているものの、物理的な線路容量は限界値に達している。1本の列車がわずか30秒遅れるだけで、後続の全列車が高架上で数珠つなぎになり、駅手前での停止を余儀なくされる。