乳脂肪は本当に体に悪いのか?最新研究で判明した健康リスクの嘘と真相
ダイエットを意識する際、まず普通牛乳を低脂肪乳や植物性ミルクに切り替える人は多いはずです。牛乳に含まれる乳脂肪分(約3.5〜3.8%)によるカロリー増が「太る理由」として槍玉に挙げられるためです。
ところが、ハーバード大学をはじめとする複数の研究機関による長期コホート分析では、逆の結果が示されています。無脂肪・低脂肪乳製品を好む層よりも、フルファット乳製品を継続的に摂取している層の方が、長期的な体重増加率や肥満リスクが低いという相関が浮き彫りになりました。
この背景には、乳脂肪がもたらす強力な満腹感と消化吸収の緩やかさがあります。乳脂肪を含む食事は胃内容排出時間を遅らせ、血糖値の急激なスパイクを抑えるため、食後の過剰な間食や糖質欲求を自然に抑制します。単なるカロリー計算上の引き算だけでは測れない代謝への恩恵が、乳脂肪のダイエット効果を支えています。