サンワカンパニー社名変更の真相と失敗しない施主支給の新常識
理想のデザインとコスト削減を同時に狙える「施主支給」だが、安易な発注は現場でのトラブルに直結する。成功させるためには、工務店やハウスメーカーとの間で事前に詰めておくべき明確なポイントが存在する。
まず不可欠なのが、契約前の合意形成だ。工事契約を結んだ後に施主支給を申し出ると、現場管理費や持ち込み手数料をめぐって摩擦が生じやすい。「ミラタップ公式ECサイトから特定の住設機器を直接手配したい」旨を初期段階から伝え、施主支給分の取り付け工事を引き受けてもらえるかを確認しておく必要がある。
さらに重要なのが、納品タイミングと検品、そして保証区分の明確化だ。住宅設備機器・建築資材は、現場の工事進捗に合わせてジャストインタイムで納入しなければならない。保管場所のない狭小現場に大型キッチンが早期納品されれば、傷や破損のリスクが跳ね上がる。搬入経路の確保、荷受け担当者の指定、開梱時の初期不良チェック、万一の製品保証と施工不良の責任境界を事前に書面で合意しておくことが、施主支給を成功に導く最大の防壁となる。