サザン名曲『エロティカ・セブン』歌詞の意味と官能のダブルミーニング
『エロティカ・セブン』を語る上で欠かせないのが、1993年夏に放送されたフジテレビ系ドラマ『悪魔のKISS』との強力なタイアップです。奥菜恵、常盤貴子、深津絵里といった若手女優陣が出演し、新興宗教や借金、風俗産業など現代社会のダークサイドに切り込んだ過激なストーリーは、当時のお茶の間に強烈な衝撃を与えました。
この重厚でスリリングなサスペンスドラマの主題歌として書き下ろされたのが本作です。ドラマの持つ「背徳感」「欲望の渦」「若者の危うさ」をラテン調の情熱的なサウンドへと昇華させ、毎週のエンディングで視聴者の感情を極限まで煽りました。陰影に富んだドラマのトーンと、底抜けにキャッチーでありながらどこか危険な香りを放つ楽曲が見事に共鳴し、サザンオールスターズ歴代2位となる約174万枚のセールスを叩き出す最大の原動力となったのです。