山口組七代目は誰が継ぐ?緊迫の後継者レースと分裂抗争の行方
組織の世代交代を最も警戒しているのは、警察庁組織犯罪対策部だ。代替わりに伴う義理掛け行事や盃事は、暴力団排除条例によって厳しく禁止されており、開催の兆候を察知した瞬間に機動隊や捜査員が包囲網を敷く態勢を整えている。
「代替わりの瞬間こそ、最大の取り締まり好機であり、同時に最も不測の事態が起きやすい」と捜査幹部は語る。警察当局は、トップの使用者責任を追及する民事訴訟の支援や、資金洗浄ルートの徹底的な遮断を進める。名目上の指定暴力団トップが交代したとしても、実質的な権力者を逃さないための「壊滅作戦」は、かつてない執念で進行している。