焼きたてパンの全貌!ヤマザキデイリーストアが放つ独自の強み
チェーンの歴史を紐解く上で欠かせないのが、山崎製パン株式会社の経営基盤と、長年にわたりトップとして率いてきた飯島延浩氏の思想だ。「良質な商品を、より安く、より多くのお客様へ」という企業理念は、コンビニエンスストア事業の運営主体である株式会社デイリーヤマザキにも深く浸透している。
1970年代から展開を開始した初期の「ヤマザキデイリーストアー」時代、日本の流通業は量販店主導の大量消費時代へと急速にシフトしていた。その中で同社が目指したのは、街のパン屋さんが持つ温もりと、近代的なチェーンストアの利便性を兼ね備えたハイブリッドな店舗形態であった。
製パン業で培われたロジスティクスと品質管理のノウハウが、加盟店支援の強力な武器となった。メーカー発祥のチェーンだからこそ可能な仕入れルートと商品開発力は、他社が真似できない独自の強みとして今なお受け継がれている。