神保町駅の再開発と裏ルート解剖!迷宮乗換と隠れた文化拠点の姿
かつて夏目漱石がこの界隈のカフェや書店を歩き、名作『こころ』の舞台として神保町を描いてから1世紀余り。文学・サブカルチャーの交差点としての役割は、時代を超えて拡張を続けている。映画『森崎書店の日々』で描かれた、古書に囲まれて人生を再生させる人々の穏やかな日常は、いまも路地裏の古本屋に色濃く息づく。
一方で、アニメ『邪神ちゃんドロップキック』の聖地として世界中からファンが巡礼に訪れる光景も、すっかり日常となった。さらに近年では、Netflixなどの世界配信プラットフォームを通じて昭和のレトロカルチャーや神保町を舞台にした映像作品が海外で注目を集め、ヴィンテージの写真集や絶版コミックを血眼で探す外国人観光客の姿が急増している。文豪の足跡とグローバルな配信カルチャーが、同じ路上で自然に溶け合っているのだ。