神宮と神社の決定的な違いとは?格式や祭神の真相と社号の序列を解説
現在、全国約8万社のうち「神宮」の社号を正式に持つ社は24社しかありません。全国の主要な神宮とその祭神を一覧で紹介します。
- 神宮(伊勢神宮・三重県):天照大御神・豊受大御神(皇祖神・日本人の総氏神)
- 熱田神宮(愛知県):熱田大神(草薙神剣をご神体とする天照大御神)
- 鹿島神宮(茨城県):武甕槌大神(日本神話の最強の武神)
- 香取神宮(千葉県):経津主大神(国譲りで活躍した武神)
- 明治神宮(東京都):明治天皇・昭憲皇太后
- 平安神宮(京都府):桓武天皇・孝明天皇(京都を開いた天皇と最後の平安京の天皇)
- 橿原神宮(奈良県):神武天皇・媛蹈鞴五十鈴媛命(初代天皇とその皇后)
- 近江神宮(滋賀県):天智天皇(大化の改新を推進し時報を定めた天皇)
- 吉野神宮(奈良県):後醍醐天皇(南朝の初代天皇)
- 宇佐神宮(大分県):八幡大神(応神天皇)・比売大神・神功皇后(全国八幡宮の総本宮)
- 霧島神宮(鹿児島県):天孫・瓊瓊杵尊(ニニギノミコト・天孫降臨の主神)
- 鵜戸神宮(宮崎県):日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(神武天皇の父神)
奈良時代に成立した『延喜式神名帳』の段階で「神宮」と記されていたのは、伊勢の神宮、鹿島神宮、香取神宮のわずか3社のみでした。時代を経て祭神の功績を称える勅許(天皇の許可)が下りることで、現在の24社へと受け継がれています。