時代を創ったたのきんトリオの軌跡!3人が残した熱狂と現在の真相
すべての始まりは、1979年に放送が開始されたTBSテレビの学園ドラマ『3年B組金八先生』の第1シリーズだった。重厚な社会問題をリアルに描いた同作の中で、ひときわ異彩を放った生徒役の少年たちがいた。それが沢村正治役の田原俊彦、星野清役の近藤真彦、そして梶浦裕二役の野村義男である。
ドラマの人気沸騰に伴い、視聴者の視線は彼ら3人に集中した。毎週金曜の夜、ブラウン管の前でティーンエイジャーたちが釘付けになる。ジャニーズ事務所は彼らの名前の頭文字である「田(た)」「野(の)」「近(きん)」を取り、ユニット名を命名。だが、彼らは最初から歌唱グループとして結成されたわけではない。それぞれが俳優として役柄を生き、自然発生的に生まれたシナジーがそのまま大衆の熱狂を呼ぶという、極めて稀有な成り立ちを持っていた。