世界的女優へ覚醒するKōki, の現在地!親の七光りを破る挑戦
女優としてのターニングポイントは鮮烈だった。映画初出演にして初主演を務めた清水崇監督のミステリー映画『牛首村』では、難解な一人二役を演じ切り、ブルーリボン賞新人賞を受賞。ホラーやサスペンスが求める極限の感情表現を、堂々たる佇まいでスクリーンに刻みつけた。
さらに映画業界を驚かせたのが、アイスランドの世界的巨匠バルタザール・コルマウクル監督による『Touch(映画)』への抜擢だ。第二次世界大戦後のロンドンと現代を舞台にした重厚な人間ドラマにおいて、若き日のヒロイン・ミコ役を熱演。繊細な感情の機微を英語と日本語を交えて演じ切った彼女の姿は、海外の映画批評家たちからも絶賛を浴びた。もはや「モデルの余技」と呼ぶ者は誰もいない。