世界人口ランキング激変!インド独走と日本の転落が暴く未来図

世界人口ランキング激変!インド独走と日本の転落が暴く未来図

世界人口ランキング激変!インド独走と日本の転落が暴く未来図の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

18世紀末、トマス・ロバート・マルサスが『人口論』で唱えた食糧危機と人口爆発の恐怖は、科学技術と農業革命によって幾度となく克服されてきた。しかし現代において人類が直面しているのは、マルサスの予想とは正反対の「世界的な出生率の急落」という新たな未曾有の課題である。

地球全体の人口はいまだ微増を続けているものの、世界人口の3分の2以上が人口置換水準(TFR 2.1)を下回る国や地域に居住している。欧米先進国のみならず、中南米や東南アジアの中所得国においても出生率は急速に低下しており、今世紀後半には地球全体の総人口が不可逆的な減少局面へ突入するとの試算が現実味を帯びてきた。

国連事務総長のアントニオ・グテーレスは、富の偏在と資源浪費に警鐘を鳴らしつつ、人口構造の激変がもたらす社会的断絶を防ぐための国際協調を訴え続けている。気候変動による居住可能地域の縮小と難民の移動、それに伴う国境管理の緊張は、人口格差と環境制約が交錯する現代特有の難題だ。有限な地球環境の中で、拡大を前提としない経済モデルをいかに構築するかという重い問いが突きつけられている。

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田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。