世界中を沼らせる激辛の魔力!ブルダックポックンミョン解体新書
このメガヒット作の誕生は、決して偶然の産物ではない。開発のきっかけは、韓国の老舗メーカーである三養食品(サムヤン)の経営陣、キム・ジョンス副会長が明洞の激辛飲食店街で見かけた光景だった。辛さに涙を流しながらも笑顔で料理を平らげる若者たちの姿に、彼女は直感的な確信を得る。
そこから開発チームの過酷な試行錯誤が始まった。世界各地の唐辛子を取り寄せ、タバスコからハバネロ、青唐辛子までを徹底的に研究。試食を繰り返すあまり胃薬を手放せない日々が続いたという。辛党の舌を唸らせつつ、食品としての完成度を極限まで高めたソースが完成するまでに費やした時間は1年以上。老舗でありながら低迷期を迎えていた三養食品は、この起死回生の一杯によって劇的な復活を遂げた。