市原隼人が語る魂の役作り!圧巻の肉体美と挑み続ける演技の境地
藤井道人監督が手掛けた映画『ヤクザと家族 The Family』において、彼が見せた哀愁と狂気は鳥肌が立つほどだった。時代の波に翻弄され、裏社会でしか生きられない男の悲哀。画面に映るわずかな時間であっても、その男が生きてきた過酷な歳月を瞬時に観客へ理解させる説得力があった。
重厚なサスペンスや骨太な人間ドラマを得意とするWOWOWのオリジナルドラマ枠でも、彼の重みのある芝居は欠かせないピースとなっている。台詞の多さに頼らず、佇まい一つ、沈黙の間一つで物語の深淵を語り明かす。もはや彼なしでは成立しないハードボイルドな世界観が確実に存在する。