松本若菜の覚醒前夜!グラビアから連ドラ主演へ駆け上がった原点
当時の日本の芸能界では、特撮ヒロインから青年誌の表紙を飾るグラビアアイドルへのステップは王道ルートだった。松本若菜もまた、集英社が発行する『週刊ヤングジャンプ』をはじめとする名だたる雑誌のグラビアページに登場し、瞬く間に読者の視線を釘付けにした。
だが、彼女のグラビアには独特の静けさがあった。過剰な媚びや過度な露出に頼るのではなく、伏し目がちな目線の奥にある知性や、ふとした瞬間にこぼれる凛とした表情。カメラマンが求める世界観を的確に察知し、自らの肉体と表情で立体化させる作業は、彼女にとって「演じること」の最初の実戦場だったに違いない。