スマホの菌は便座の10倍?画面の雑菌と肌荒れリスク・正しい除菌法
「スマホの画面はトイレの便座より汚い」というフレーズを耳にしたことがある人は多いはずです。米アリゾナ大学をはじめとする複数の衛生調査機関が発表したデータによると、日常的に使われているスマートフォンのディスプレイには、1平方インチあたり約2万5,000匹の細菌が存在しているケースが確認されています。これは一般的な洋式トイレの便座と比較して約3倍から10倍以上に相当する数値です。
検出される菌の代表格が黄色ブドウ球菌です。ヒトの皮膚や鼻腔内に常在する菌ですが、傷口に入ると化膿を引き起こすほか、免疫力が低下している状態では思わぬトラブルの引き金になります。さらに、外出先の手すりや吊り革、トイレ利用後の手洗いが不十分な状態で操作することにより、大腸菌やウイルスが付着する感染リスクも無視できません。
トイレの便座は定期的に洗剤で清掃・消毒される頻度が高いのに対し、スマートフォンは毎日長時間触り続けるにもかかわらず、除菌を行わずに放置されがちです。清掃頻度の差が、便座を上回る菌密度を生み出す決定打となっています。