ティーカッププードルは大きくなる?成犬の真実と後悔しない選び方
「ティーカッププードルを飼ったのに、成犬になったら普通のトイプードルサイズまで大きくなった」という噂を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。実は、国際畜犬連盟(FCI)やジャパンケネルクラブ(JKC)などの主要畜犬団体において、「ティーカッププードル」という独立した犬種は公認されていません。血統書上はすべてトイプードルとして登録されます。
一般的なトイプードル(体高24〜28cm、体重3〜4kg)のなかでも、特に小柄なタイプ(体高20cm以下、体重2kg未満)を通称としてティーカッププードルと呼んでいます。成犬になっても確実にティーサイズにとどまるか、あるいは成長してタイニープードル(体重2〜3kg前後)相当になるかは、個々の遺伝的要因に大きく左右されます。
子犬が成犬になる過程でサイズが大きくなる主な理由は以下の3点です。
- 先祖返り(遺伝):両親が小柄であっても、祖父母やそれ以前の世代に標準的なトイプードルの血が入っていると、骨格が大きく育つことがあります。
- 過度な給餌制限の反動:子犬期に意図的な食事制限で小さく見せかけられていた個体が、引き取り後に適切な栄養を摂取することで一気に骨格が成長するケースです。
- 月齢の誤認:生後日数が正しく伝えられておらず、成長期の途中で迎えてしまった場合にもサイズ差が生じます。
健康的に育てるための目安として、一般的な月齢別の体重推移を把握しておくことが大切です。
生後2ヶ月の体重が500g前後であっても、生後6ヶ月を過ぎてから骨格がしっかりして2kgを超えることも珍しくありません。大きさだけに固執せず、健康に育っている証拠として受け止める心構えが求められます。