現地の大行列を解剖!カナダのパンケーキとメープルシロップ最前線
北米の厳しい冬を乗り越えるためのエネルギー源として愛されてきたカナディアンパンケーキ。その大衆的な広がりを支えたのは、カナダ国民の生活に根付くティムホートンズのようなカフェチェーンの存在でもある。手軽で親しみやすい朝食文化が、国全体のアイデンティティとして深く浸透しているのだ。
一方で、かつてビル・グレンジャーがオーストラリア流のリコッタパンケーキで世界の朝食観を塗り替えたように、現在の製菓・外食産業はカナダ発のクラシックスタイルに再注目している。シンプルだからこそごまかしが効かない。職人技と上質なローカル食材を組み合わせた「原点回帰の贅沢」が、世界中のレストランメニューに採用され始めている。