先発薬と何が違う?ジェネリックで注意すべき15種の薬と選び方
近年、製薬業界を揺るがした製造不正問題や度重なる出荷停止ドミノは、ジェネリックに対する生活者の不信感を決定づけた。価格競争の果てに過度なコスト削減を強いられた製造工場で、承認規格と異なる工程が行われていた事実は、医療・ヘルスケア産業全体に重い課題を突きつけた。
業界団体の日本ジェネリック製薬協会は品質管理体制の再構築を急いでいるが、供給不足はいまだ完全には解消されていない。病院や薬局は、特定の銘柄が突然手に入らなくなるたびに別の後発メーカー品への変更を余儀なくされ、結果として患者の体内に入る薬が数ヶ月おきに切り替わるという異常事態が現場で起きている。
患者が自身の処方薬の安全性を確かめる強力なツールとして、PMDA添付文書検索システムが挙げられる。この公的データベースを活用すれば、処方された医薬品の添付文書はもちろん、医薬品リスク管理計画(RMP)の策定状況や、過去の回収情報(リコール履歴)まで誰でも直接確認できる。主治医や薬剤師任せにせず、自分が服用している薬がどのような管理下で流通しているのかを自ら調べる姿勢が、今の医療環境では重要度を増している。