篠原涼子が見せる大人の官能美!『金魚妻』と色気の軌跡を追う
篠原涼子の色気は、ベッドシーンや恋愛模様だけで描かれるものではない。『アンフェア』の雪平夏見役で見せた、乾いた哀愁と危うさ。それこそが彼女の真骨頂だ。
酒に溺れ、部屋を散らかし、冷徹に犯人を追い詰める敏腕刑事。無防備に横たわる姿や、傷だらけの身体で銃を構えるシャープなシルエットには、死と隣り合わせの人間だけが放つ強烈な磁場があった。露出度の高さだけが色気ではない。心の奥底に抱えた孤独や影が、そのまま大人のエロティシズムへと昇華されている。
日本のテレビドラマの歴史において、ハードボイルドな世界観の中でこれほどまでに艶情を際立たせた女性主人公は他に類を見ない。