新時代を拓く女子バレー!世界一奪還への新戦術と独占スクープ
長年チームの大黒柱として君臨した古賀紗理那の現役引退。その衝撃は計り知れなかった。だが、残された選手たちに下を向いている時間は一秒もなかった。キャプテンの重責を引き継いだのは、イタリア・セリエA1で百戦錬磨の猛者たちと渡り合ってきた石川真佑だ。
「紗理那さんの背中を追う段階は終わりました。これからは私たちが新しい日本バレーのスタンダードを創る番です」
石川の言葉は淀みない。海外挑戦で磨き抜かれたのは、高さの壁を破るスパイク技術だけではない。勝負どころでトスを呼び込む圧倒的な精神力だ。欧州の屈強なブロック陣を手玉に取る技術をチームへ還元し、彼女は攻撃の軸としてだけでなく、精神的支柱としても明確な進化を遂げている。個の力に依存する組織から、全員が主体性を持つ強固な集団へ。彼女の鋭い眼差しが、新生チームの覚悟を物語る。