炎炎ノ消防隊ショウの正体とアドラの秘密!白装束団長の衝撃結末
冷徹に剣を振るう少年の本名は、象日下部。主人公である森羅日下部の実の弟だ。12年前に起きた日下部家の火災。シンラが悪魔と罵られる引き金となったあの惨劇の夜、赤ん坊だったショウは伝導者の一派である白装束(灰焔騎士団)によって秘密裏に連れ去られていた。
家族のぬくもりを知る前に施されたのは、徹底的な洗脳教育。記憶を封じられ、教祖的な存在である伝導者を盲信する戦闘マシーンへと仕立て上げられた。神の加護を受ける聖なる御子として祭り上げられ、若干の年齢にして灰焔騎士団のトップに君臨する。兄のシンラが必死に弟を救い出そうと手を伸ばす一方で、ショウは濁りのない瞳で兄を「異端の敵」として冷酷に切り捨てる。この痛烈なすれ違いが、物語のドラマ性を一気に加速させた。