『ヤヌスの鏡』から現在へ!大沢逸美が語る昭和アイドルと芸能界の裏側
80年代半ば、日本のテレビドラマ界に激震が走った。1985年にフジテレビ系列の大映ドラマ枠で放送された『ヤヌスの鏡』である。優等生の高校生・小沢裕美が、厳格な祖母からの抑圧によって二重人格に目覚め、夜の街を支配する不良少女・大沼ユミへと変貌を遂げる衝撃的なストーリーは、視聴率20%を超える大ブームを巻き起こした。
この大ヒット作で主人公のライバル役として圧倒的な存在感を放ったのが大沢逸美だ。彼女が演じた竹中タケミは、単なる悪役にとどまらない複雑な人間性と男気溢れるリーダーシップを兼ね備え、視聴者の心に強い印象を焼き付けた。激しいアクションシーンや鬼気迫る怒号のやり取りは、当時のブラウン管を通しても痛烈なエネルギーとなって画面外へ溢れ出していた。