桜木花道とエアジョーダンの絆!劇中買付秘話と最新プレミア相場
なぜ井上雄彦氏は、桜木花道に『Air Jordan 1』の黒赤カラーを選ばせたのか。その理由は、湘北高校バスケットボール部のチームカラーである「赤と黒」にあるだけでなく、NBA界の神様マイケル・ジョーダン本人が辿った反骨のストーリーと深く共鳴しているからだ。
当時のNBAでは「シューズの8割以上が白色でなければならない」という規約が存在した。ナイキ(Nike)が手掛けた赤と黒のAJ1をジョーダンが履いてコートに立つたび、NBAから毎試合5,000ドルという高額な罰金が科されていたのは有名だ。ナイキはその罰金を肩代わりし、「NBAは彼らがこのシューズを履くことを禁止したが、君たちが履くことを止めることはできない」というセンセーショナルなCMを展開。既成概念を打破する反骨精神、そして圧倒的なカリスマ性。まさに初心者から驚異的なスピードで進化を遂げ、コート上で暴れ回る桜木花道の姿そのものであった。