スケートペアの魅力とアイスダンスとの違いは?りくりゅうの現在に迫る
フィギュアスケートのペアルールにおいて、勝敗を大きく分けるのがペア固有のエレメンツ(規定要素)の完成度です。
代表的な大技であるスケートペアのツイストリフトは、男性が女性を空中に放り投げ、女性が空中で3回転から4回転のひねりを加えて回転し、落下してきたところを男性が腰を支えてキャッチする大技です。高さ、回転のスムーズさ、キャッチのクリーンさに応じてレベル1からレベル4までの難度が判定されます。
もう一つの見せ場であるスケートペアのスロージャンプは、男性のアシストを受けて女性が跳ぶジャンプです。女子シングルでは跳べないような驚異的な飛距離と高さを誇り、着氷時には時速数十キロのスピードが女性の片足1本にかかります。着氷の乱れや転倒は大きな減点に直結するため、2人の呼吸が1ミリでもズレれば成立しません。
このほか、男性を軸に女性が氷面すれすれを円を描いて回る「デススパイラル」や、互いに離れた状態で同時にジャンプを跳ぶ「サイドバイサイド」など、個人の技術と2人のシンクロ率の両方が厳密にスコア化されます。