長野の金から波乱の日々へ…里谷多英が激動の半生と現在を告白
華々しい栄光の影で、里谷の競技人生は決して平坦ではなかった。五輪後の私生活を巡るスキャンダルや過熱するワイドショー報道、世間からの容赦ないバッシング。一時は競技続行すら危ぶまれるほどの逆風に晒された。
それでも彼女はゲレンデを去らなかった。2006年トリノ五輪、2010年バンクーバー五輪と、通算5度のオリンピック出場を果たす。世間がどれほど騒ぎ立てようとも、コブと対峙する瞬間だけは嘘をつけない。その愚直なまでの滑りは、多くのスポーツドキュメンタリー番組でも特集され、批判を賞賛へと変えていく逞しさを見せつけた。