珍宝館の衝撃写真とチン子さんの現在!群馬の珍スポット最前線
一見すると強烈なインパクトと笑いに満ちた展示だが、その根底には日本人が古来より育んできた性神信仰・民俗学の豊かな潮流が横たわっている。道祖神や金精神に代表されるように、かつての日本において生殖器や性行為を象った依り代は、豊作祈願や子孫繁栄、無病息災を願う神聖な信仰の対象であった。
明治以降の近代化や西洋的道徳観の流入によって表舞台から隠蔽されていったそれらの「おおらかな祈り」を、珍宝館は民俗学的アーカイブとして引き受けている側面を持つ。館内に所狭しと並べられた各地の奉納品や祭具を丁寧に見つめ直すと、かつて人々が生と性に抱いていた素朴な敬意と感謝の念が、鮮明に浮かび上がってくるのだ。