震災から2年、伝統工芸の「これまでとこれから」を塗り替える——輪島キリモトが挑む漆と木の未来

震災から2年、伝統工芸の「これまでとこれから」を塗り替える——輪島キリモトが挑む漆と木の未来

震災から2年、伝統工芸の「これまでとこれから」を塗り替える——輪島キリモトが挑む漆と木の未来に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。

テーブルウェアの領域にとどまらない多様な展開も、キリモトの大きな魅力だ。近年では高級ホテルやレストランのインテリア、壁面パネル、カウンター材など、建築・空間デザインへの漆の導入を精力的に推進している。自然素材である漆が持つ温もりと、塗膜がもたらす高い防腐・抗菌性能は、モダン建築のアクセントとして高い評価を得ている。

同時に、日常生活のあらゆるシーンに対応する小物の充実も見逃せない。手に馴染むスプーンやフォーク、軽やかな丸盆、さらには名刺入れやステーショナリーに至るまで、木と漆の新たな可能性が模索されている。異素材との組み合わせや洗練されたフォルムは、若い世代の生活者にも「本物の手仕事」を取り入れるきっかけを与えているのだ。

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橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。