枠が見えない美学!点検口目地タイプで変える現代内装の最前線
住宅設備建材産業の進化は早い。かつては「点検用の穴」として半ば諦められていた天井や床の開口部が、今や空間の美観を左右する重要ポイントとして再定義されている。背景にあるのは、余計な装飾を削ぎ落とすミニマリズムの深化と、住まい手の美的感性の高まりだ。
壁や天井の面をいかにノイズなく一面的に見せるか。この課題に対し、視覚的ストレスを排した意匠性建築資材の採用が一般的になった。枠の存在感を消し、あたかも最初から目地の一部であったかのように錯覚させる手法は、現代建築における一種の美学と言っても過言ではない。