笠間芸術の森公園を極める!陶芸美術館と陶炎祭を巡る徹底現地ルポ

笠間芸術の森公園を極める!陶芸美術館と陶炎祭を巡る徹底現地ルポ

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展示室の扉を開けて森の散策路へ踏み出せば、木漏れ日の中に点在する野外彫刻たちが静かに出迎えてくれる。「陶の杜」と呼ばれるエリアには、国内外の気鋭アーティストによって制作された立体作品が、木々の幹や苔むした岩場と呼吸を合わせるように配置されている。

美術館の端正なホワイトキューブとは異なり、野外のアートは天候や太陽の傾きによって刻一刻と表情を変える。錆びた鉄の重厚感、風化した石の質感、そして雨上がりに艶を増すセラミックの色彩。カメラのファインダーを覗くと、枝の間から差し込む斜光が彫刻の輪郭を劇的に浮かび上がらせる瞬間に出くわす。

園内の高台に位置する風のモニュメント付近は、遠くの笠山や愛宕山を一望できる絶好の展望ポイントだ。広角レンズを携えて青空とオブジェの対比を狙うもよし、マクロレンズで陶板のひび割れ(貫入)に宿るミクロな美しさを切り取るもよし。ただ散策するだけでは見落としてしまうような小径の奥にも、思わぬ名作がひっそりと佇んでいる。

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佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。