世界熱狂のブルーハムハム!音を食べる宇宙生物の魅力と新展開
青い彼らの正体は、地球の生き物ではない。「地球の音を食べて生きる宇宙ハムスター」という奇想天外なバックストーリーを持つ4兄弟だ。それぞれ名前を「ソーダ」「ブリーチ」「タン」「バニラ」といい、性格も違えば音楽に対するリアクションや演奏スタイルも微妙に異なる。
この特異な世界観を生み出したのが、アニメーション作家・デザイナーの有村泰志だ。彼の生み出す「BLUE HAMHAM」の真骨頂は、音の波形やビート感を極限まで削ぎ落とされたミニマルな動きへと落とし込む圧倒的なアニメーションセンスにある。無機質なはずのデジタル画面に、まるで生きているかのような有機的なグルーヴが宿る。音符をそのまま視覚化したかのような彼らのセッションは、音楽を「聴く」だけでなく「観て体感する」新しいエンターテインメントへと昇華させた。