「オリビアを聴きながら」カバー徹底解剖!杏里の名唱と配信情報
2000年代以降のカバーブームにおいて、決定的なエポックメイキングとなったのが徳永英明のアルバム『VOCALIST』シリーズだ。男性ボーカリストが女性アーティストの名曲をアコースティックかつ情感豊かに歌い上げるというコンセプトの中で、「オリビアを聴きながら」はアルバムの中核をなす存在として鮮烈な印象を残した。
徳永英明のハスキーかつウィスパーなファルセットは、オリジナルとはまた異なる「男心からみた女性の情念」や「過ぎ去りし日々へのノスタルジー」を立ち上らせた。原曲が持つスタイリッシュな寂しさに、深い包容力を与えた彼の歌唱は、リスナー層を大幅に拡大し、楽曲の普遍性を改めて証明してみせた。