タイム・トゥ・セイ・グッバイ和訳と歌詞の意味!別れの曲ではない真相
名デュエットが生まれた背景には、運命的な出会いとドイツの国民的スポーツイベントが深く関わっています。
1990年代半ば、すでにミュージカル界のトップスターとして名を馳せていたサラ・ブライトマンは、訪れていたイタリアのレストランで偶然ラジオから流れてきたボチェッリの『Con te partirò』を耳にします。その類まれな美声に心を奪われたサラは、すぐさま名プロデューサーのフランク・ピーターソンに連絡を取り、ボチェッリ本人との共同制作を取り付けました。
そして1996年11月、ドイツのボクシング世界王者ヘンリー・マスケの引退試合において、入場テーマ曲としてこのデュエット版が世界初披露されます。試合はマスケの惜敗という劇的な結末を迎えましたが、試合後にリング上で歌われた『Time to Say Goodbye』は、王者の輝かしいキャリアに敬意を捧げ、新たな人生の門出を祝う象徴として観衆の涙を誘いました。
この一夜をきっかけにシングルはドイツ国内だけで数百万枚を売り上げる爆発的ヒットとなり、世界各国のチャートを席巻。サラ・ブライトマンの代表曲として不動の地位を確立することになりました。