四角いフンの謎と鋼鉄の尻!ウォンバットに隠された驚愕の生態

四角いフンの謎と鋼鉄の尻!ウォンバットに隠された驚愕の生態

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モフモフとした外見に惑わされてはいけない。有袋類学の専門家たちが口を揃えて警告するのは、その圧倒的な防衛力と破壊力だ。彼らの臀部(お尻)には強固な軟骨プレートが仕込まれており、ほぼ骨に近い硬度を誇る。天敵であるディンゴやタスマニアデビルに追われて巣穴に逃げ込んだ際、彼らはこの硬いお尻で入り口にフタをする。

捕食者がしがみつこうと牙を立てても、鋼鉄のような皮膚に弾かれ傷一つつかない。それどころか、侵入者が隙間から頭をねじ込んできた瞬間、強靭な後肢で背筋を伸ばし、巣穴の天井と自身の骨盤の間に捕食者の頭部を挟み込んで圧迫破壊することすらある。オーストラリアの過酷なブッシュを生き抜くために進化したこの「生体シールド」は、野生動物の進化史においても屈指のユニークさを誇っている。

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佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。