大相撲の歴代最強横綱は誰か?白鵬・双葉山・千代の富士を徹底比較
相撲ファンが最も白熱する対決構図の一つが、貴乃花と朝青龍の強さ比較です。平成の土俵を牽引したこの二人は、強さのベクトルが全く異なる天才力士でした。
第65代横綱・貴乃花は、曙や武蔵丸といった200キロを超える巨漢力士がひしめく「大相撲の黄金期」に、真正面からの四つ相撲でねじ伏せる王道スタイルを貫きました。通算優勝22回、全勝優勝4回を数え、2001年夏場所での「鬼の形相」に象徴される劇的な復活劇は、ファンの記憶に強烈なインパクトを刻み込みました。怪我に苦しむ時期が長かったものの、「全盛期(20代前半)の充実した体と技は歴代でも指折り」と多くの相撲関係者が高く評価しています。
一方、第68代横綱・朝青龍は、圧倒的なスピードと闘志、多彩な技で土俵を席巻しました。2005年には大相撲史上初となる「年間6場所完全制覇(年84勝6敗)」を成し遂げ、7連覇を達成するなど、敵を寄せ付けない圧倒的な支配力を発揮しました。横綱通算勝率は8割5分4厘を記録し、白鵬を上回る歴代屈指のペースで白星を積み上げました。
「どんな相手でも受けて立つ重厚な貴乃花」と「相手に何もさせずに一瞬で仕留める電光石火の朝青龍」。全盛期の二人が対峙した場合の勝敗予測は、現代でもファンの間で意見が二分される永遠のドリームマッチです。