猫と犬どっちが飼いやすい?生涯コストと暮らしのリアルを比較
一般社団法人ペットフード協会の最新調査によれば、ペットの平均寿命は年々延伸しており、犬猫ともに15年前後を生きるのが当たり前の時代となった。それに伴い、生涯にわたって発生する経済的負担もかつてない水準に達している。日々のフード代や消耗品費に加え、トリミング費用、ペットホテル代など、毎月固定で出ていく支出は決して小さくない。
アニコム損害保険株式会社が公表している家計支出調査を分析すると、年間の総支出額では犬が猫を大きく上回る傾向が顕著だ。特に中・大型犬になれば食事量や消耗品の単価が跳ね上がる。また、予防医療の観点から日本獣医師会が推奨する狂犬病予防注射やフィラリア予防薬、混合ワクチン接種など、犬には法医学的・衛生的な義務と推奨事項が多く課されている。猫は登録義務や毎年の狂犬病注射がない分、日常的な維持管理費は比較的抑えやすいのが実情だ。