なぜ新潟の黄色いカレーに人は惹かれるのか?万代そばの熱狂と真実
万代そばを運営する母体は、新潟の公共交通網を支え続けてきた新潟交通株式会社のグループ企業だ。バスターミナルという公共インフラの利便性を高めるために設置された一軒のスタンドが、いまや街全体のブランド価値を押し上げる象徴的存在となっている。
激しい浮き沈みが続く外食・飲食業界において、メニューを絞り込み、立ち食いという高回転・低オペレーションを貫きながら半世紀以上も集客力を維持し続けるモデルは極めて異例だ。派手な多店舗展開に走ることなく、本拠地の現場でしか味わえないライブ感を守り抜く姿勢は、効率化と画一化が進む現代のフードビジネスに対する強力なアンチテーゼとしても注目されている。