気温10度の服装で迷わない!体感温度を制する重ね着の正解術
同じ「10度」という数字でも、それが最高気温なのか最低気温なのかによって、選ぶべき装いは根本から異なる。ここを取り違えると、一日中寒さに震えるか、あるいは汗だくで不快な思いをすることになる。
「最高気温が10度」の日は、冬の本格的な寒さを前提にした防寒設計が求められる。日中の最も暖かい時間帯ですら10度までしか上がらないため、朝晩は5度前後、場合によっては氷点下近くまで冷え込む。主役となるのは、防風性に優れたダウンジャケットや裏地付きのしっかりとしたウールコートだ。首元や手首からの冷気の侵入を塞ぐマフラーやグローブといった小物も欠かせない。
一方で「最低気温が10度」の日は、春や秋の穏やかな陽気を想定した構成が正解となる。日中は18度から20度近くまで上昇することが多く、日差しのもとでは汗ばむほどだ。ここで重厚なダウンを選んでしまうと、日中の身動きが取れなくなる。トレンチコート、マウンテンパーカ、あるいはデニムジャケットなど、前を開けて温度調整が容易な軽めのアウターを羽織り、脱いだ際にも邪魔にならない軽快さを意識したい。