深夜のドカ食いが止まらない?夜間摂食症候群の正体と最新対策
この症状の歴史は思いのほか古い。1955年、精神科医のアルバート・スタンカード博士によって初めてその概念が提唱された。当時の精神医学においては、肥満症の一種あるいは単なる夜食癖として扱われることが多く、病態解明には長い年月を要した。
しかし、近年の神経科学や臨床検査技術の劇的な進化に伴い、単なる性格の問題ではなく、脳内の生物学的時計の異常であることが科学的に裏付けられるようになった。かつて概念の黎明期を築いた研究者たちの臨床観察が、半世紀以上の時を経て最新データによって裏付けられた格好だ。