天気マークの真実!雨とくもりの境目や「のち」の正しい見分け方
予報画面で最も誤解を生みやすいのが、「晴れのち雨」と「晴れ時々雨」の決定的な違いだ。この2つは似ているようで、時間の流れと空間的な広がりに対する定義がまったく異なる。
気象庁の公式予報用語において、「のち」は時間の推移を表す。対象期間の前半と後半で天気が大きく変わるケースを指し、「晴れのち雨」であれば、午前中や日中は日差しがあっても、夕方以降は雨が降り続く状況を示す。これに対して「時々」は、対象期間中に雨が降ったりやんだりする現象の合計時間が、予報期間全体の半分未満である状態を指す。さらに短い現象を表す「一時」は、全体の4分の1未満の時間しか雨が降らない見込みのときに使われる。
空を見上げたときの「晴れ」と「曇り」の境界線も明快だ。空全体を10としたとき、雲の占める割合が2から8であれば「晴れ」、9以上でようやく「曇り」と定義される。雲が8割を覆っていても、専門的な基準では晴れとして扱われるのだ。傘マークの有無だけでなく、こうした時間区分や雲量の定義を頭に入れておくだけで、日々のスケジュール管理は格段にスマートになる。