透けない極上フィット!響かないレースパンティ選びと実力検証
日本のインナーウェア産業における美意識の原点を語るうえで、ワコール創業者である塚本幸一の功績は外せない。戦後、女性の装いが和装から洋装へと移り変わる激動の時代に、彼は「女性の美しくありたいという願い」を形にするべく、日本人の体型に即した高品質なランジェリー開発に心血を注いだ。
その情熱はやがて、世界最高峰のレース技術の導入へと結実する。特に19世紀初頭の英国で生まれた「リバーレース」織機による技巧は、数万本もの細い糸を複雑に交差させて極細の網目を構築するものであり、美術品と呼ぶにふさわしい繊細さと気品を誇る。今日では最新の編み機による高密度ラッセルレースが日常使いの主流を占める一方で、伝統的なリバーレースを用いたアイテムは、至高の肌触りと優美な陰影で着る人の内面を支え続けている。