ゴリラマークのブランド徹底比較!ファッションから強力テープまで
ファッション界において、ゴリラアイコンの2大巨頭と言えばXLARGEとBEN DAVISだ。この2つの銘柄には、ストリートアパレル産業の歴史を語る上で欠かせない数奇な血縁と哲学の交差が存在する。
1991年にロサンゼルスで誕生したXLARGEは、イーライ・ボナーズとアダム・シルバーマンによって設立された。当時、実用的なワークウェアをファッションとして着こなすカルチャーに着目した彼らは、ブランドの象徴としてゴリラのアイコンを採用。日本では株式会社ビーズインターナショナルが展開を手掛け、今や定番である「OGゴリラ コレクション」は、世代を超えてストリートシーンのアイコンであり続けている。
一方、1935年にサンフランシスコで設立されたBEN DAVISは、アメリカンワークウェアの生ける伝説だ。創業者ベン・デイビスの父ヤコブ・デイビスは、リーバイスとともにジーンズのリベット補強特許を取得した人物として知られる。頑丈な作業着を作り続けてきた歴史が、微笑むゴリラのマークに刻まれているのだ。
実は、XLARGE創業者の一人であるイーライ・ボナーズは、BEN DAVISの創業一族と血縁関係にある。伝統的なワークウェアの遺伝子が形を変え、現代のストリートカルチャーへと昇華されたエピソードは、服飾史における極めて興味深い事実と言える。