桜餅の葉は食べる?関東・関西の違いから2026年トレンドまで徹底解説
3月3日の「桃の節句(ひな祭り)」に桜餅を食べる習慣は、今や春の定番行事となっています。しかし、本来ひな祭りの伝統食といえば「菱餅(ひしもち)」や「白酒」、「ハマグリのお吸い物」などでした。なぜ桜餅がこれほど強く結びつくようになったのでしょうか。
その背景には、明治時代以降の和菓子店の普及と、季節感を取り入れた商業的な工夫があります。旧暦の3月3日は現在の4月上旬にあたり、まさに桜が満開を迎える時期でした。新暦への移行によって3月初旬となった現在でも、春の訪れを告げる華やかなピンクと若葉の緑という「春の色彩」が、女の子の健やかな成長と幸福を祝うひな祭りのイメージに完璧に合致したのです。
また、菱餅を家庭で手作りする機会が減る中で、手軽に季節感を味わえる個包装の和菓子として、桜餅や草餅(よもぎ餅)が重宝されるようになったという生活様式の変化も定着を後押ししました。